ミヤンマー産タマヤスデ(Aタイプ)

タイ産タマヤスデによく似ているが、表面全体がツルツルしている。
その点を除けば、特徴はタイ産とほぼ同じ。
元々、地続きで隣同士の国ですので、混同されても仕方ない。
というか、そもそもお互いの正確な分布がわからないので、採れた産地でも区別できない。
結局は見た目で判断するしかないのかも。
腐葉土に潜る傾向が強いので、飼っていても見かけない事が多いタイプ。
そしてお決まりの学名不明。誰か教えてください。


タイ産と同じ環境で飼っているが、とにかく地表に出てこない
あまりにも見ないので、もしかして死んでるんじゃ・・・と、慌てて掘り返すと死んでない
日頃の管理で地表だけ見ていると、糞のない腐葉土に見えるが、表層から1cm下が糞だらけ、みたいな事が起きる。
つまり、それぐらい徹底して地上に出てこない。
現在の飼育スタイルに到達する以前、比較的乾燥した腐葉土で飼育していた頃は、今より出てきていた。
しかし、腐葉土の湿度を若干上げた結果、ほとんど出てこなくなった。
もちろん水入れを常設していますが、滅多に水なんか飲みに出てこない。
でも恐らく、それが正しいスタイルだと勝手に考えていたりする。
どう考えても、本来は土壌の分解者的なポジションのはずだし。
地上に出るのは断腸の思いで出てきているはず…と思い込んでいる。
念のため、以前爬虫類用の紫外線灯でUV照射して試したが、即行で日陰に隠れたまま出てこなかった。
なので、本来自然下では太陽の下に出てくる必要がないんじゃないかと考えている。

以下、当サイトでの産地変異ポイント。

画像左の個体がタイ産右がミヤンマー産
タイ産は表面が産毛のようなベルベット状。
ミヤンマー産の表面はツルツルで、使い込んだ十円玉みたいな色。
しつこい様ですが、インボイスがタイとかミヤンマーと言うだけで、実際の生息エリアは不明です。


2012,11,20追記
書くべきか迷ったが、隠すのもアレなんで追記。
数日前にベビー発見しました。

がしかし、実は今回の繁殖は嬉しくない結果です。
理由は・・・無色蛍光剤等を一切使ってないのに殖えたこと。
つまり、繁殖に関して予想していたトネリコ属(学名:genus Fraxinus)は不要だと自分で証明してしまった。
調子に乗ってシマトネリコが〜とか、クマリン配糖体が〜とか言ってた自分が恥ずかしい。
更に、mixiでも書いたが、タイ産腐葉土が尽きてしまい、販売店にもストックが無くなり、仕方なくインドネシア産に切り替えた。
が、タイ産タマヤスデを含めたヤスデ達は、すこぶる順調で意味が分からない。

ちなみに各追記シリーズの撮影シーンはこんな感じです。

タマヤスデのベビーは驚くほど良く転がり、また反射率も高い為、撮影は難しいです。


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