温室用冷却ファン


あまりにも更新が遅れてしまうと、皆さんが閲覧してくれなくなりますので次の自作をササッと紹介!
夏場に限らず最近は冬でも温度管理が難しくなっていますね。
理由は異常気象!
突然の大寒波も実は温暖化が原因なんですよ。
南極の氷はすでに1/3は溶け、アメリカでは大型台風が大暴れ。日本の海には巨大クラゲ・・・。
大気汚染と杉花粉で目もあけられず、砂漠化が進み、森林伐採も土壌汚染も止まらない・・・。
これを止めるべき人類は、不思議な事に年間100兆円以上のお金を戦争に使っています。
皆さんは知っていますか?世界最大の森林破壊国が私達『JAPAN』であることを・・・。
その愛すべき我が国『ニッポン』は強度偽装とホリエモンとオリンピックに夢中です。
危篤状態の地球でロマンスグレーの我々ボスは『消費拡大』と『国際競争力』を催眠暗示のごとく繰り返してます。
もし、もし仮に戦争で使う100兆円を『世界中の飢餓救済』『世界中の核と地雷を完全撤去』に使うと・・・。
11兆円で解決しちゃいます。100兆円の予算なら89兆円お釣りがきますね。
お釣りが89兆円ですよ!? てか、なにしてんだよ人類!なにしてんだよ沈没船地球号!
そう思うと居ても立ってもいられなくなる蔵です、こんにちは^^
少しでも地球に優しくするなら、無駄な温暖化は可能な限り避けるべきですね。
貴方のケージは温暖化してませんか?(無理やり軌道修正)
やりましょう、温暖化対策!作りましょう温暖化防止装置!(かなり強引な展開)

と、いうわけで、今回は『無駄に温度が上昇するケージ内の上部』に設置する『空気循環ファン』を作ります。
当然自作するわけですから、製品化されたファンに比べ、完成後の「みてくれ」はハッキリいって悪いです。
だからってショップに行き「おじちゃーん、このファンちょうらい」と鼻水を垂らして言っても、エコじゃないじゃない!
だから外見は気にせず、心意気で完成まで突き進みましょう♪
大丈夫、根拠は無いけど大丈夫だから、失敗を恐れず作りましょう。


用意するものは、DC12Vのアダプターパソコン用のファンです。

ACアダプターは家の中で使わない物が転がってたら有効活用しましょう。
なければ『HARD ●FF』で200円前後の中古品が入手できます。
パソコン用ファンはピンキリで値段が違いますが、安いのでOKです。
中古でよければ同じく『HARD O●F』で300円ぐらいかなぁ。
エコ=リサイクル、これは定説です(そんな人いましたよね昔)
個々の注意点は下で説明します。
コレはどちらか好きな方を用意して下さい。
てか、実は無くても作れますが、あれば効率がイイです。
左は熱で収縮するビニールチューブです。配線後ドライヤーの熱で縮みます。
右はゴムチューブの中に銅製のチューブが入ってます。ペンチでつぶして圧着。
どちらも『某ダイソー』で100円です。
ACアダプターの画像です。
必ず出力は12Vを使いましょう!
アンペアは、画像では1200mAですが、800mAぐらいでも全く問題ないです。
写真のアダプターの傷は、お腹がすいたので私が齧ったわけではないです。
ファンの拡大画像です。
ここでも気をつけるのは『DC12V』を確認する事です。
どうしても12Vが入手出来ない方は6Vや8Vでも使えますが・・・
その場合必ずACアダプターの出力も同じボルトに合わせて下さい。
写真では『0.070A』とありますが、この数値が低いほど静かに回ります。
では作業開始です!
まずファンの配線を剥きます。切り取ったコネクターは捨てて下さい。
未練がましく保存しておいても使い道ないですよ。
大体1cm〜1.5cmも剥けばOKです。
次にACアダプターのコネクターも同じように切って下さい。
ハイ、切ったコネクターは即捨てて下さい! 5秒以内に!
そうやって何でも保存するのは悪い癖ですよ!
基本的に赤い線が+側で、黒い線が-です。
色分されてないコードの場合、英語や白い線が印刷されている方が+ですね。
+は+、-は-同士つないで、熱収縮なり圧着なりでカバーすれば終了です。
ビニールテープでもOKですが、火事で燃えても責任は取れませんよ。


これで基本作業終了です。
電源をコンセントに繋げれば回りだすはずです。
もし回転しない場合は配線の+と-を間違えている可能性があります。
必ず『コンセントからACアダプターを抜いて』確認してみて下さい。
抜かずに通電したまま配線を剥いたりすると、ビリっとしますよ。(それだけかよ!)
どうでしたか?
材料費合わせても500円〜600円で出来ますね。
エコですね〜。
11兆円は稼げませんが個人レベルなら十分なエコライフです。

さて、順調に回るファンに喜ぶ気持ちは分かりますが、いま製作したファンはまだ単体で回るだけの、いわば『プロペラ』ですね。
これをケージ内の適当な場所に置くのも結構ですが、ただのプロペラですから、見た目も所詮ただのプロペラです。
これで満足してしまったら、飛べない豚はただの豚で終わります。
せっかくですから、ケージ内外の好きな場所に固定できる『クリップ固定型空気循環ファン』に進化させましょう!
製作時間は材料次第で10分〜15分もあれば出来ます。
サイトの製作時間は、その10倍〜15倍掛かります。
なんとなく愚痴ってみましたが、一度完成している物をバラして写真を撮りなおして文章を考えるのは、皆さんの想像以上に(略)
ではサクッと作りましょう!


用意するものはステーと呼ばれる穴の開いた金属製の薄い板です。
素材は多種多彩ですが、強く力を入れたら手で曲げられる強度がオススです。
自作通は『エーモン』のステーで決まりですね。
エーモンと言えば原チャリのナンバーを跳ね上げたり、ヒカリ物を固定するのに大活躍です。
サイズは自分が作りたいアームの長さで決まるので、最後まで読んでから決めて下さい。
クリップ部分は自作の聖域『ダ○ソー』で買えます。
値段は安くて100円、高くても100円です。でも税込み105円です。
選ぶポイントは100円である事と、つまむ部分に穴が開いている物が100円である点です。
特に100円である事が重要です。
いきなり組んでみました。
要はクリップの穴にステーを留めただけです。
ボルトとナットが必要ですが、手ごろなサイズの物を各自で用意して下さい。
で、ステーの穴に上で製作したファンを固定すれば完成です。
ここでもボルトとナットを使いますが、ファンの厚みもありますので各自が調べて下さい。
出来た物を好きな場所にクリップで挟み、角度はステーを力技で曲げて下さい。
ボルトはしっかり固定しないと、ファンの振動で緩む事があります。
また、配線の取り回しにも気をつけて下さい。巻き込むと危険です。
せっかくなので、イルミ機能が付いたファンでも組んでみました。
このタイプのパソコン用ファンでも製作可能ですね。
配線は前項で使った物と同じように、赤と黒の2本のみでファンとイルミを同時に動かします。
イルミに比例して貴方の笑顔も輝きますが、色によっては爬虫類に迷惑なのでほどほどに。



駆け足で手順を解説しましたが、微妙にショボイですね。
蔵出しでこのLvの物を『自作』と呼びたくありません。
つーわけで『製作パターン2』です!
自分で作って自分で批判して自分でリベンジです!
だって想像してた以上に見た目が悪いんだもん・・・。
『さすが蔵さん』とBBSに書かれるようなアイテムを精錬するキャラであり続けたいですから。
傷ついた時は皆さんでヒールかけて回復させて下さい。


右のステーは上の項で使った物と同じです。
左はL字型のアルミステーです。
右のステーだけでも作れますが、アルミのL字ステーも使うとリベンジが華やかになります。
L字ステーのアップです。
無理に使わなくても製作出来ますが、リベンジが華やかに(略)
ステーを穴3個分残して切断します。
切断する方法は、ニッパ等で軽く傷つけて何度も曲げて戻してを繰り返せば折れます。
これを『金属疲労』といいます。
同時にL字ステー使用の場合は、ファン2つ分+2〜3cm空けた長さで切断します。
L時ステーはニッパで片方ずつ強く握れば切断出来ます。
てか、忘れていましたがファンは2個使います。
リベンジですから・・・。
穴あきステー使用の方は無視して下さい。
L字ステーの方は適当にファンの穴に合わせて電気ドリルで穴を開けましょう。
微妙に穴がずれているように見えるのは、目の錯覚です
もしズレてしまってもドリルの刃でグリグリすれば穴は広がりますので気にしないで下さい。
写真の穴はズレてませんのでグリグリしません。貴方の目の錯覚です
L字ステーを使い、2つのファンを固定した写真です。
念のため表と裏から写真を撮りました。
穴あきステーの場合こんな感じ。
右上のL字ステーが、さりげなく自己主張しています。
穴がズレて見えるのは目の錯覚です
で、上の項で製作したクリップに固定すれば完成!
なずけて『リベンジ・ツインターボ錯覚版』です。
穴あきステーの完成写真は省略します。
配線は1個でも2個でも同じです。
赤は赤、黒は黒で2本を1本によじってACアダプターの線に繋いで下さい。
ACアダプタのアンペアを合計アンペアがオーバーしなければ何個つないでもOKです。

以上で『ケージ内循環ファン』は完成です。
リベンジという割には1個から2個にファンを増やしただけですが、見栄えが良くなり風量も増えます。
温室を使っている方は上部に熱が滞留しますので、上手に空気を攪拌すれば熱効率が良くなります。
60cmや90cmの水槽を使用している方は、夏場の温度上昇時にファンを使えば多少の冷却効果も期待できますね。
今回の製作費用はACアダプター+パソコン用ファンが500円〜600円、各ステー+クリップ+ボルト・ナットで300円〜400円です。
同じような商品が市販されておりますが、たぶんこの値段では購入出来ません。
近所でファンやACアダプターを購入できない方は、メール頂けましたら通販でパーツ購入できるお店を教えます。
メールに『店たのむ』と書いて送って下さい。



追加情報
機種交換した古い携帯電話の充電器を探してみると、DC6V近くありました。
もし6Vのファンを使い製作するのであれば、十分使えます。
また、上記では全てDC12Vアダプターで説明していますが、実際はDC9V〜から動くと思いますのでチャレンジャーからの報告待ってます。






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